鎌倉社会福祉協議会

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西鎌倉地区社協からのお知らせ

腰越地区社協・西鎌倉地区社協活動レポート 〜 2020年7月20日に掲載しました

給食事業

 コロナ禍で新たな生活様式が求められる中、地区社協では「何が出来るか」を模索し、様々な検討が重ねられ、3か月振りに腰越地区社協と西鎌倉地区社協主催の給食事業が再開しました。
 いつもは、腰越学習センターの調理室で、多くのボランティアさんの手によって作られるお弁当ですが、今は感染拡大防止の観点から作ることが出来ません。

 7月9日(木)西鎌倉地区社協では、地域のレストラン等3店舗に調理を依頼し、お弁当を作っていただきました。この「ふれあい給食特別弁当」が、民生委員の手で利用者に届けられました。

3店舗のお弁当は民生委員やボランティアの手で献立表と一緒に袋詰めされました。
民生委員が担当地域のお弁当を受け取り、利用者のお宅へ届けます。
みなさん3か月振りのお弁当を心待ちにしていたそうです。
お弁当はもちろんのこと、みなさんが民生委員さんと再会した時のはじけるような笑顔が印象的で、何よりも嬉しそうでした。
 ふれあい給食を召し上がられた方からは、「自粛生活が続いていたので、思いがけずレストランの味を自宅で味わうことが出来て楽しかったです。こんな風に工夫してくださって嬉しいです。感謝しています。」との感想が聞かれました。
 7月10日(金)腰越地区社協では、地域の寿司店に協力を依頼し、「助六寿司」が民生委員の手で利用者に届けられました。 
 
腰越地区社協では、緊急事態宣言解除後すぐに給食事業再開について、協議され、6月上旬には通常月2回の給食事業を、暫くの間、月1回に変更し、無料配食することが決まりました。
助六寿司は給食班の手で袋詰めされ、検温等の健康チェックを済ませた民生委員が、利用者のお宅へ届けます。
助六寿司を届けた民生委員さんからは、「お庭の植物も綺麗に手入れされていて、利用者さんが元気にしていた様子もわかりホッとした。」「声だけでなく、お顔や動作を見ると、気分の落ち込みなどもわかる。心配していたので会えて良かった。」との声が聞かれました。
 今までに経験したことのない、先行きの見えない中で各地区社協では、感染予防に配慮しながら、慎重に少しずつ新たな支え合いの取り組みを始めてます。
市社協では、今後も活動状況をレポートで紹介していきます。